この介護のお仕事は突然のお別れがつきものだったりします。
利用者さんの事業所変更から施設入所、入院や時には逝去されることだってあります。
当然嬉しく感じられることは少なく、突然であればあるほどショックだったり。
先日お別れがあった重度訪問介護のお話です。
まだ研修して日も浅く、まだまだ私の介助も不慣れでした。
それでもせっかく介助に入っている事ですから、少しずつでも慣れてもらい、良い関係・介助ができればと思っていました。
新天地での介助と言いうこともあり、この現場を訪問する際は意気揚々と臨んでいました。
ですが数回の訪問をした矢先、突然の受診となりました。そこで医師から告げられた受診結果は芳しくないものでした。
薄々予後が良くないのでは・・・そんな言葉が頭の中を掠めていました。
そして数日後に突然逝去されたと連絡が来たのです。
正直大した介助もできずに終わってしまった現場でした。
意気込みを打ち崩されてしまったような気もしました。
もっと早くかかわっていればという思いもあります。とても残念な気持ちばかりが残っていました。
そして介護の仕事に携わる以上、残念ながらそんなお別れはつきものだったりします。
ですが万人に別れは来るのです、当然のことながら。
今日の介助現場でどのような関りをするか。
自分自身も、今日一日をどう過ごすか。
そのたびに突きつけられているような気がしています。
そしてなにより短い間でしたが、本当ありがとうございました。
本社鶴見K(登録ヘルパー)